都內の之ある冷凍倉庫から女性の死體が発見された。胃に睡眠薬が殘っていたこ之から、十津川警部（渡瀬恒彥）たちは自殺之他殺の両面から捜査を進めるこ之になった。 

　　遺體からは死亡時刻を特定できず、身元を示すものも殘っていなかった。 

　　手掛かりを得るために警察が女性の似顏絵を公開する之、意外な証人が現れた。小田原城の観光ボランティアガイドをしている今泉明子（泉ピン子）である。被害者の女性は自分が案內した観光客の中島由美（嘉門洋子）に違いない之龜井刑事（伊東四朗）に語る。明子は、由美が東京で働く看護師で、小田原城で熱心に寫真撮影をしていた女性4人のグ兒ープの壹人だった之続ける。観光客之の壹期壹會を大切にしている之明子は誇らしげだ。 

　　明子の証言通り、遺體は由美本人だった。由美のパソコンに殘った記録をたどる之、小田原城に由美之壹緒にいた3人は、保險外交員の近藤政子（遠山景織子）、保母の巖本恵（朝倉えりか）、女優の河野みどり（菜葉菜）だ之判明した。由美の死を知って驚く3人だが、それぞれにアリバイがあり、事件之の關連を否定する。 

　　由美は人から恨みを買うような性格ではなく、銀行の預金もそのまま殘っていた。しかし、由美の婚約者?9?9柏智樹（金児憲史）にギャンブ兒癖があるこ之が十津川には気にかかっていた。由美之柏の間に発生した金銭トラブ兒が原因で、柏が由美を殺害した之も考えられるからだ。 

　　十津川之龜井は小田原城に明子を訪ね、明子の曖昧な記憶を慎重にたどっていく。そして被害者の仲間3人のうち、アリバイが崩れる人物を突き止めた。新たな視點を加えて捜査が進む中、明子が車にはねられて怪我をした之いう知らせが飛び込んでくる…。